暫時徒然

古典研究サイト 埋れ木

猖獗

2014-12-11

大地震と大津波が東日本を襲った。多くの人が亡くなり、本当に気の毒で悲しくなる。併せて、原子炉の崩壊も。

政府も一生懸命やっているつもりなのだろうが、事態の大きさにまだ気付いていない様子である。それに米軍の大活躍。非常に有り難いが、
時折、事故地に集まる何隻もの軍艦を見ると、日本って独立国じゃなかったっけ、という戸惑いに襲われる。
駐留アメリカ軍は、既に日本の地形の何もかも知り尽くしている。
福島原発も、予め事故時のマニュアルを作ってあったというではないか。

東電を非難するのは簡単だ。でも、あの大津波じゃぁ・・・、
いやいやまてよ、東電はなぜ万が一の事故に備えて、強い放射能にも
耐える災害時用ロボットを福島原発に備えておかなかったのだ? 
日本はロボット先進国ではないか。
それに、初動がなにゆえ、斯(か)くも鈍いのか。
放射能を甘く見、事故を軽く見た結果であろう。とすると、各地にある
原発も大丈夫かいな、という気持ちにもなる。

今年は両国の花火も自粛、三社祭も自粛。石原都知事も余計なことを
言ったものだ。日本人はこういうとき、言われなくとも自粛する。
だが、それに輪を掛けて都知事が自粛云々と言ったなら、日本の経済は
駄目になる。

殊に、祭りの自粛など、祭りの本義を分かっていないとしか言えない。
祭りは神への奉納以外の何ものでもない。奉納で神(deity)を喜ばせ、
加護を祈るために人間の方も大いに騒ぐ。それが祭りというものだ。

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